​診察室でよくでる話題

診察室でよく話題になる症状です。

​もちろん、お一人お一人で、細かな症状は異なりますが、検査や治療もおおまかな内容を知っておくことに損はありません。

安心感にもつながると思います。

ときどき、10代の若い方が胸の痛みを訴えて来院されることがあります。中高年の方と違って、心筋梗塞や大動脈解離などの可能性は低いでしょう。そのときに考えられる病気の1つが「プレコーディアルキャッチ症候群」です。

その特徴としては

  • ​突然おこる数秒から数分の短時間の痛み

  • 鋭く刺すような痛みで深呼吸で強くなることが特徴

  • 指1-2本くらいの狭い範囲に限局

  • 症状が繰り返される

  • 運動時よりも安静時が多い

​胸の筋肉や神経の問題とされますが、正確な原因はわかっていません。特に治療は必要なく、自然に治る病気です。

本当にプレコーディアルキャッチ症候群がどうか心配な方は、胸部レントゲンや心電図検査で他の病気がないか確認を行います。心臓や肺に持病がある方は小児科、循環器内科にご相談ください。

参考文献

​「若い女性に多い原因不明の胸痛(胸痛症候群) 公益財団法人日本心臓財団疾患別解説」より

https://www.jhf.or.jp/check/opinion/10/post_86.html

時代を問わず、老若男女、お通じトラブルで困っている人は数多くおられます。​

お腹の痛みや調子が悪く、それに伴って便秘や下痢が数ヶ月続くとき、最も考えられるのが過敏性腸症候群(IBS)です。10人に1人がかかるありふれた病気です。命に関わることはありませんが、痛みや便秘・下痢、不安のため日常生活に支障をきたすことがあります。

症状に応じて検査を追加していきます。血便や発熱、体重減少などアラームサイン(危険徴候)がある場合や50歳以上の方、過去に大腸の病気にかかった方は大腸内視鏡検査が必要です。

治療の基本は生活習慣の改善。3食を規則的にとり、暴飲暴食を避け、睡眠・休養を十分にとるよう心がけてください。

それでも良くならない場合、薬を使います。腸の運動を整える消化管機能調節薬、ビフィズス菌や乳酸菌のようなプロバイオティクス、便の水分調整を行う高分子重合体の3種類が、最初に使う薬の候補です。それでも効かない場合には、便秘、下痢、腹痛の症状に合わせた薬を追加します。

​過敏性腸症候群(IBS)の症状で困ったときには、かかりつけ医や消化器内科にご相談ください。

参考文献

​「過敏性腸症候群(IBS)ガイドQ&A 日本消化器病学会ガイドライン」より

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html#q1

  • Facebook
  • YouTubeの

医療法人 ​みうら内科循環器科

岡山県浅口市金光町占見79-1

TEL 0865-42-3311

FAX 0865-42-6133

診療時間 

月〜金 午前9:00-12:30 午後 15:30-19:00

土曜日 午前9:00-12:30 

休診日

土曜午後・日曜・祝日

© 2020 医療法人みうら内科循環器科